Lapidario Journal

Ruby ルビー 7月の誕生石
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    久しぶりすぎるブログ更新です・・・

    最近はFacebookやインスタグラムばかり使っていて、Lapidario Journalを放置しっぱなしでおりました。

    これからは定期的にこちらのページでも情報を発信していきたいと思います。

     

     

    最近、きれいなルビーを入手する機会が増えたので、今日はルビーについてお話ししたいと思います。

     

    赤い宝石というと誰もが一番初めに思い浮かぶのがこのルビー。7月の誕生石でもあるルビーは、宝石の中でも高価で古くから珍重されていた希少性の高い石です。

    ルビーという名前は、ラテン語で「赤」を意味する「rubeus」 に由来しています。

     

    鉱物としてはコランダムという名前で赤いものはルビー、その他の色のものはサファイアと定義されています。

    この赤い色の基となっているのがコランダムに含まれる不純物のクロムで、クロムの含有量が数パーセント含まれるときれいな赤い色になるそうです。

    反対にこのクロムの含有量が高すぎてしまうと宝石としての価値はなくなってしまい、ごく微量だけ含まれる場合は色がピンクになりピンクサファイヤとして取り扱われるそうです。

    ピンクサファイアはルビーに限りなく近い石ということになりますね。

     

     

     

    そしてここ10数年ほど、きれいなルビーが安価で市場に出回ることが多くなってきています。

    今までルビーは一般的に発色を良くするために加熱処理が施されてきました。もちろん非加熱のルビーも市場に出回っていますがとても高値で取引されています。

    この加熱処理に代わる人工的な品質改善方法が「含侵処理」です。海外では「充填する=filling」という言葉が用いられます。

    この処理はルビーの中のインクルージョンやクラックに鉛ガラスを含侵させて色や耐久性を改善させる処理です。 

    現在市場に出回っている比較的安価なルビーのほとんどはこれらの処理がされています。

     

     

    現在、世界中に出回っている宝石は高値で取引される無処理のものを除くとコランダムの加熱処理や放射線処理、エメラルドのオイル充填など何かしらの「エンハンスメント(その石が持っている美しさを高めるための処理)」がされています。

    含侵処理は「トリートメント(人工的に色や透明度、強度などを改善させる処理)」に分類されます。

    これらの処理についての是非は個人の価値観にもよりますが、きれいで扱いやすい天然石がお安く手に入れられるようになるのは嬉しいことですね。

    非加熱の透明度の高い真っ赤なルビーももちろん宝石や宝飾品としてとても素晴らしいですが、安価できれいなルビーがたくさん出回ってくれれば、ファッションアクセサリーやハンドメイドのマーケットでの需要が伸び、結果として非加熱の宝飾品としてのルビーの価値も高まっていくのではないでしょうか…

    最後に含侵処理のルビーを非加熱天然ルビーと騙されないように気を付けましょう。。。

     

     

     

    | 天然石 | 17:21 | - | - |